げんじん (玄参)
学名 |
Scrophularia ningpoensis |
日本名 |
ゲンジン |
科名(日本名) |
ゴマノハグサ科 |
日本語別名 |
|
漢名 |
玄參(ゲンシン,xuánshēn,げんじん) |
科名(漢名) |
玄參(ゲンシン,xuánshēn)科 |
漢語別名 |
浙玄參(セツゲンシン,zhexuanshen) |
英名 |
|
2016/09/10 薬用植物園 |
|
辨 |
ゴマノハグサ属 Scrophularia(玄參 xuánshēn 屬)については、ゴマノハグサ属を見よ。 |
訓 |
參(参,シン,shēn)の字義は、オタネニンジンの訓を見よ。 |
李時珍『本草綱目』玄参の釈名に、「弘景曰く、〈其の莖、微かに人參に似る。故に參の名を得たり〉と」と。 |
『本草和名』及び『倭名類聚抄』玄參に、「和名於之久佐」と。
『延喜式』玄参に、「オシクサ」と
小野蘭山『本草綱目啓蒙』に、「ヲシクサ延喜式 ゴマグサ ゴマノハグサ」と。
岩崎灌園『本草圖譜』(1828)に、「玄參(ゲンジン) ごまくさ」と。 |
説 |
陝西・華東・兩湖・廣東・貴州・四川に分布、また浙江省で大量に栽培。
日本では、薬用に栽培する。 |
誌 |
中国では、根を玄參(ゲンシン,xuánshēn,げんじん)・浙玄參(セツゲンシン,zhèxuánshēn)と呼び薬用にする。また、北方ではゴマノハグサ Scrophularia buergeriana(北玄參)の根を、雲南では S. spicata(穗花玄參)の根を、同様に用いる。『中薬志Ⅰ』pp.122-125 『(修訂)中葯志 』I/350-354 『全國中草藥匯編 上』pp.221-222 |
|